「京ことば」での代表的な会話を紹介します。
京都の一般的なあいさつ
おはようさん → おはようございます
おおきに → ありがとう
おきばりやす → 頑張ってください
さよですか → そうですか
ごきげんいかがどすか → ご機嫌いかがですか
ほな、さいなら → さようなら
おはようおかえり → いってらっしゃい
ぼちぼちですな → まあまあですね
ほな、ごめんやす → では、失礼します
しんどいねん → 疲れたわ
ごっつぉはんどした → ごちそうさまでした
堪忍しとくれやす → ごめんなさい
京都のちょっと嫌みな、言われると”どきっ”とする
けど、ちょっと笑える、あいさつの時などに使われる
京ことばをご紹介!
ぶぶ漬けでもどうですか? → はよ帰れや
遠いところから来はったんやね → 田舎もんが
やっと来はったわ → 遅ッ!帰ろうおもてたわ
元気なお子さんですねぇ → うるさいから静かにさせて
しゃれたもん着てはるなぁ → ダサ過ぎやろ
よお似おてはりますなぁ → もっさ!恥ずかしないの?
元気なお人ですなぁ → やかましいお人ですなぁ
お嬢ちゃんピアノうまならはったなぁ → うるさい!へたくそで近所迷惑やわ
おおきに 考えとくわ → お断りします
京ことばの特長のひとつとして、相手を気遣い、自分の思いを直接言葉にしない、相手に察してもらう、否定しないで拒絶する表現が多いので、それをおもしろおかしく落語やバラエティで取り上げているのではないでしょうか。もちろんそのまま、良い意味で使われることもありますから、相手との間柄、距離感が大切と言うことでしょうか。
こんな上から目線で怖い嫌みはあまり使われることはありませんが、言われないよう日頃の行いやコミュニケーションには気をつけたいものですね。怖っ。
京の雑学ー豆知識と暮らしの知恵としきたり
京の雑学では、一年の中にちりばめられた、私たちが幸せに暮らすための知恵「吉例」や、暮らしのバイブルである「二十四節気」など、日々を楽しく豊かにしてくれる雑学、豆知識を紹介しています。「吉例」は縁起の良いしきたりのこと。自然の恵みである太陽、月や神様、仏様、御先祖様に感謝を伝える為に古くから受け継がれてきたことです。しきたりの心を知り行えば日々楽しく、豊かに暮らせるのではないでしょうか。
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