「京ことば」での代表的な会話を紹介します。観光で訪れたときに話のネタに、また参考になれば会話をまねて楽しんでみて下さい。
京都の飲食店で
お紅茶おくれやす → 紅茶下さい
このにぬき、味がよーしゅんでおいしいなぁ → このゆで卵、味が良く染みておいしい
ほなよばれまひょか → それではいただきます
お食べやす → お食べください
おぶぶいかがどす? → お茶はいかがですか
このメニュー見よし → このメニュー見なさい
ひやこいお水 → 冷たいお水
ほんにおいしおすな → 本当においしいです
このお野菜やらこーておいしーわ → この野菜は柔らかくておいしいです
ぎょうさん食べはるわ → たくさん食べますね。
京都のお土産店で
おこしやす → いらっしゃいませ
おおきに → 有り難うございます
たんと見てやー → たくさん見てくださいね
これなんぼ → これいくらですか
この巾着、どうどす? → 巾着袋、いかがですか
よーうつってはりますなぁ → よくお似合いです
売れてのーなってしもてあらしません → 売り切れでなくなってしまいました
ぎょうさん買いモンできるな → たくさん買い物できますね
はんなりしたええ色どすな → お上品でいい色ですね
その服はちょっとなあ → その服はやぼったい感じがします
京都観光の途中で
明日はどこ行かはるん? → 明日はどこ行くの?
どんつきどす → 突き当りです
下(しも)へ下がらはったらよろしおすわ → 南に行ったらいいです
なかなか見つかりまへんなぁ → 見つからないですね
あこにあるんと違いますか → あそこにあるんじゃないですか
雪降ったらかなんあぁ → 雪降ったらいやだな
すいばおせたげる → お気に入りの場所教えてあげる
このお店にっちょはやってへん → このお店日曜日はやっていない
見とくれやす → ご覧下さい
そんなんいっこも分からへんわ → そんなこと全く分からないです
このまま上(かみ)へ上がって下さいな → このまま北へ行って下さい
この道はややこしいですわ → この道は難しいですね
京の雑学ー豆知識と暮らしの知恵としきたり
京の雑学では、一年の中にちりばめられた、私たちが幸せに暮らすための知恵「吉例」や、暮らしのバイブルである「二十四節気」など、日々を楽しく豊かにしてくれる雑学、豆知識を紹介しています。「吉例」は縁起の良いしきたりのこと。自然の恵みである太陽、月や神様、仏様、御先祖様に感謝を伝える為に古くから受け継がれてきたことです。しきたりの心を知り行えば日々楽しく、豊かに暮らせるのではないでしょうか。
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