節分ーそれは立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日であり、旧暦では年越し行事でした

現在は立春の前日が節分です。元々は季節の分かれ目の前日を意味する言葉が「節分」で、立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日を差していました。

江戸時代以降は立春の前日だけを節分ということが多くなりましたが、それは立春が一年で一番最初に訪れる季節であり、旧暦では一月一日が立春と近く、新たな年の始まりであることで最も重要視されたと考えられます。

また、年神様をお迎えするため、一年の締めくくりとして節分には豆まきを行うようになります。

節分の行事から、昔の人々が春の訪れを心待ちにしている姿が想像できます。

豆まきー「鬼は外・福は内」

「豆まき」は、元々は中国から伝わりましたが、京都での「豆まき」は平安時代中期、第59代・宇多天皇(867年~931年)の時に、京の都を鞍馬山の鬼が荒らしたことから、祈祷をして鬼の住む穴を封じ込め、鬼の目を豆でつぶしたことに由来するそうです。

平安時代に宮中で始まったとされる豆まきは室町時代以降になり民間にも広まりました。

「豆まき」は「節分」の夜に、邪気 悪霊=「鬼」が外から入らないように、一家の主人が、「鬼は外・福は内」と言いながら福豆を撒き、年の数だけ福豆を食べて厄除けをします。

一昔前までは「鬼は外!福は内!」の声がご近所でもよく聞こえましたが、最近ではあまり聞かなくなりました。

節分の豆まき、これもまた日本の風物詩であり、残していかなければならない大切な吉例です。

京都の節分祭は寺院や神社によってさまざまな特徴があります。神楽や狂言の奉納などが行われ、とても個性的でバラエティに富んだ節分祭が各地で行われています。

代表的な行事をご紹介します。なお、日程、時間などは神社仏閣へお問い合わせください。

◆おかめ福節分会【千本釈迦堂】 http://www.daihoonji.com/
◆節分会【千本ゑんま堂】 http://yenmado.blogspot.com/
◆節分祭【伏見稲荷大社】 http://inari.jp/
◆節分祭【吉田神社】 http://www.yoshidajinja.com/
◆節分祭【平安神宮】 http://www.heianjingu.or.jp/
◆節分祭【北野天満宮】 https://kitanotenmangu.or.jp/
◆壬生寺節分会  http://www.mibudera.com/
◆節分祭【八坂神社】 https://www.yasaka-jinja.or.jp/

きせつ正月事業化プロジェクト|新しい季節がはじまる「四立」の立春、立夏、立秋、立冬を季節毎のお正月として祝い・遊び・楽しむ行事

[きせつ正月]で行事を行う四立(しりゅう)とは、 古代中国で考案された暦「二十四節気(にじゅうしせっき)」の 「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の「立」のことで「立」は新しい季節の始まりを意味しています。私たちの先人は、「自然」を畏敬の念と感謝の気持ちで享受し、「自然の恩恵」と共に暮らしてきました。環境に合わせた「暮しの工夫」は各 地の風習、言い伝えとして「料理」「住い」「器」「衣装」「祭り」「芸能」などに伝承され、「郷土文化」として醸成されてきました。しかし、暮らしの一様化や快適・利便性の追求、都市部への人口集中、そして少子高齢化などから、日本各地の文化や風習、風景などが、消えつつある現実があります。「郷土文化」は、暮らしの根幹を教えてくれる「教本」でもあり、決して失ってはならないものです。そこで、郷土文化を受継ぎ・見直し・伝承するため、「心と暮らしの豊かさの再見」をテーマにスタートしたのが「きせつ正月」プロジェクトです。日本文化のメッカと言われる京都に拠点を置き、伝承すべき文化の「再見」「体現」「継承」を行っています。文化体験をすることで、伝統産業に関わる職人を動かし、その技、精神を伝え、守ることとなり、文化の継承へ繫がると私たちは考えます。これからもより多くの方々が京都の文化に触れる機会を[きせつ正月]事業で創出し、文化の継承に貢献できるよう行動して参ります。[きせつ正月]には、一般的なお正月同様に、「きせつ詣で」として神社仏閣へ参拝しましょう。 また、新しく迎える季節のお祝いには縁起物として【福】のたくさん詰まった「節福酒」「節福茶」を飲み、 「節福料理」「節福菓子」で季節の【福】を堪能して下さい。節福(せちふく)の、「節(せち)」は季節を表し、「福(ふく)」は自然の豊かな恵みが運ぶ幸せを表します。 心と身体に取入れ季節の始まりを祝うおもてなしです。京都市内を中心に行われる四立の行事を通じて、 季節・自然への感謝と、日本文化の暮らしの叡智「季節・暦文化」を再見しましょう。※四神=玄武(北)、蒼龍(東)、朱雀(南)、白虎(西)※四立の日は年により変わる場合があります。[きせつ正月]は、年間を通じて行事が行われますが 主に季節と方角によって分けられた地区ごとに、立の日を「節福大大吉」として、 それ以外を約1ヶ月間「節福大吉」として、季節の福が詰まった、縁起の良い大

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京の雑学ー豆知識と暮らしの知恵としきたり

京の雑学では、一年の中にちりばめられた、私たちが幸せに暮らすための知恵「吉例」や、暮らしのバイブルである「二十四節気」など、日々を楽しく豊かにしてくれる雑学、豆知識を紹介しています。「吉例」は縁起の良いしきたりのこと。自然の恵みである太陽、月や神様、仏様、御先祖様に感謝を伝える為に古くから受け継がれてきたことです。しきたりの心を知り行えば日々楽しく、豊かに暮らせるのではないでしょうか。